『あなたもスマホに殺される』 志駕晃
おすすめ☆☆☆
ページをめくるごとに心臓がバクバクする。
そんな小説。
ワクワクを求めているのであれば、決して手に取らないように。
なぜなら、主人公がどんどん不幸になってしまうから。
嫌な感じ、最悪な気分で終わること間違いなしの流れがたまらなく好きという人には打って付け。
毎日、長い時間スマホをいじっている人にも読んでもらいたい。
スマホをいじるのを控えるようになる人が居るのではないだろうか。
また、自分の人間関係に不安を持つようになる人も出てきてしまうのではないだろうか。
中学校教員の鈴木信二のスマホに差出人不明のメールが来た。
「自殺相談室」という悩み事相談サイトのアプリ登録への招待メールだ。
不眠で時間を持て余す鈴木は、興味本位でアプリを登録し「自殺相談室」を始めてしまう。
他人の悩みの相談相手になることで、ポイントがたまり、そのポイントは換金したり、寄付したり、自分の悩み相談に使ったりすることができる。
最初は簡単な小遣い稼ぎ程度と思っていた鈴木ではあったが、どうにも不安が拭えない鈴木は、ゲームに詳しい2年生の雨宮にサイトについて話をする。
雨宮はただのゲームだと言い、確認をするからと自分のメールアドレスに「自殺相談室」への招待メールを送る。
鈴木が相談の内容が現実とのリンクしていることに気付き恐怖するしたころには、雨宮の様子も変わりだす。
雨宮がなぜ変わりだしたかを知るために、鈴木は「自殺相談室」の利用を続ける。
誰が鈴木に相談しているのか。鈴木は誰に相談しているのか。
相談相手はスマホの向こう側。誰とも知れない人のはずなのに。
結末はほぼ想像していた通り。
鈴木一人が馬鹿を見ることになる。
最近手に取る本はこの手の流れのものが多い。
イヤミスでは王道なのでしょう。
多少の疑問は残りはしたが、とても面白かった。
【メモ】
―次読むときに考えること、抑えておくこと―
彼女と出会ったのが偶然なのか、必然なのか。
彼女が本当に「自殺相談室」で相談していたのか。
誰が本当の頂点なのか。
アプリにバグがあったこと。
ページをめくるごとに心臓がバクバクする。
そんな小説。
ワクワクを求めているのであれば、決して手に取らないように。
なぜなら、主人公がどんどん不幸になってしまうから。
嫌な感じ、最悪な気分で終わること間違いなしの流れがたまらなく好きという人には打って付け。
毎日、長い時間スマホをいじっている人にも読んでもらいたい。
スマホをいじるのを控えるようになる人が居るのではないだろうか。
また、自分の人間関係に不安を持つようになる人も出てきてしまうのではないだろうか。
中学校教員の鈴木信二のスマホに差出人不明のメールが来た。
「自殺相談室」という悩み事相談サイトのアプリ登録への招待メールだ。
不眠で時間を持て余す鈴木は、興味本位でアプリを登録し「自殺相談室」を始めてしまう。
他人の悩みの相談相手になることで、ポイントがたまり、そのポイントは換金したり、寄付したり、自分の悩み相談に使ったりすることができる。
最初は簡単な小遣い稼ぎ程度と思っていた鈴木ではあったが、どうにも不安が拭えない鈴木は、ゲームに詳しい2年生の雨宮にサイトについて話をする。
雨宮はただのゲームだと言い、確認をするからと自分のメールアドレスに「自殺相談室」への招待メールを送る。
鈴木が相談の内容が現実とのリンクしていることに気付き恐怖するしたころには、雨宮の様子も変わりだす。
雨宮がなぜ変わりだしたかを知るために、鈴木は「自殺相談室」の利用を続ける。
誰が鈴木に相談しているのか。鈴木は誰に相談しているのか。
相談相手はスマホの向こう側。誰とも知れない人のはずなのに。
結末はほぼ想像していた通り。
鈴木一人が馬鹿を見ることになる。
最近手に取る本はこの手の流れのものが多い。
イヤミスでは王道なのでしょう。
多少の疑問は残りはしたが、とても面白かった。
【メモ】
―次読むときに考えること、抑えておくこと―
彼女と出会ったのが偶然なのか、必然なのか。
彼女が本当に「自殺相談室」で相談していたのか。
誰が本当の頂点なのか。
アプリにバグがあったこと。
- 関連記事
-
-
『i』 西加奈子 2019/12/31
-
『あなたもスマホに殺される』 志駕晃 2019/12/30
-
『こちらあみ子』 今村夏子 2019/12/10
-
コメント