『ミッキーマウスの憂鬱』 松岡圭祐
おすすめ:☆☆☆
千葉県の浦安にある夢の国。
この夢の国の採用ポスターを目にしたことがある。
そして、一度はキャストになってみたいと思う人もいるだろう。
そんな夢の国で働くことになる空気が読めない、21歳の派遣社員の後藤。
「いつも笑顔を絶やさない」という点だけで採用されてたが、配属先はパレードの着ぐるみを着付けするたけの美装部。
その仕事に初日で落胆した後藤は、「やりがいのある仕事をさせてください。」と声を上げる。
この話は、後藤が入社してからたった3日の話。
その3日で、「行方不明になるミッキーマウス」、「ビッグサンダーマウンテンを止める同僚」、「水没する資材倉庫」と事件、事故が重なる。
その事件を解決するために、後藤は仕事をほっぽらかしてして奔走する。
こんな自由が社外人で通用するのか?
自分の周りにこんな人物がいたとしたら煙たいなぁ。
そんな気持ちで読み進めることになる。
だが、後藤は3日間で大きく成長した。
それ故に、すっきりした気持ちで読了できた。
後藤は成長したのだろうか…
後藤は最初から何も変わっていないのかもしれない。
後藤のことが理解できるようにななったのだろうか。
もしかしたら、成長したのは読者である自分だったのか。
千葉県の浦安にある夢の国。
この夢の国の採用ポスターを目にしたことがある。
そして、一度はキャストになってみたいと思う人もいるだろう。
そんな夢の国で働くことになる空気が読めない、21歳の派遣社員の後藤。
「いつも笑顔を絶やさない」という点だけで採用されてたが、配属先はパレードの着ぐるみを着付けするたけの美装部。
その仕事に初日で落胆した後藤は、「やりがいのある仕事をさせてください。」と声を上げる。
この話は、後藤が入社してからたった3日の話。
その3日で、「行方不明になるミッキーマウス」、「ビッグサンダーマウンテンを止める同僚」、「水没する資材倉庫」と事件、事故が重なる。
その事件を解決するために、後藤は仕事をほっぽらかしてして奔走する。
こんな自由が社外人で通用するのか?
自分の周りにこんな人物がいたとしたら煙たいなぁ。
そんな気持ちで読み進めることになる。
だが、後藤は3日間で大きく成長した。
それ故に、すっきりした気持ちで読了できた。
後藤は成長したのだろうか…
後藤は最初から何も変わっていないのかもしれない。
後藤のことが理解できるようにななったのだろうか。
もしかしたら、成長したのは読者である自分だったのか。
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