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『水鏡推理Ⅲ パレイドリア・フェイス』 松岡圭祐

雲の形が動物に見えたり、壁のシミが人の顔に見える。
このような心理現象のことを、医学用語ではパレイドリアと呼ぶ。
その中でも特に、3つの点や線が集まると人の顔のように見えてしまうことをシュミラクラ現象と呼ぶ。



栃木県北部の財政難の村で、大地震直後に起きた地面が隆起した。
その丘が人の顔のように見えることを利用して観光客を呼び込もうとする地主は、現場近くで地磁気調査を行っていた久保教授たちに調査を依頼する。
自然現象なのか、人の手によるものなのか。
タスクフォースとして地磁気の年代調査に不正がないかを調査に来ていた水鏡瑞希は事件に巻き込まれていく。

今回の瑞希のスーパーウーマンっぷりは前2作比ではありません。
高校事変に出てきた優莉結衣を思い出しました。

タスクフォースで瑞希の上司として出てきた官僚は、東大ではなく静大出身。
出世ルートからはじかれ、瑞希の素行調査役として送り込まれてきた。
一見、冷たいようにも見えるが、瑞希の考える正義感と近い考えを内に秘めている。
シリーズ3作の中で一番いい男。

瑞希との恋愛にでも発展してくれたら面白いのかもしれませんが、推理小説なのでそこのところは悪しからず。

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