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いちご同盟 三田誠広

文庫本の第1刷が1991年10月で、2020年6月には第61刷の三田誠広のいちご同盟。今更という感じはしたのだけれども手に取ってみた。中学三年生の北沢良一が音楽室でピアノを弾いているときに、野球部のエースの羽根木徹也が次の試合をビデオに撮影してくれと頼みに来る。そのビデオを見せるために訪れたのは、徹也の幼馴染の上原直美が入院している病院。知り合ったばかりの直子に思いを寄せるようになる良一ではあるが、直子がいない...

青くて痛くて脆い 住野よる

悲しいというよりも、寂しい結末。不安定な青春の物語。読み終わっても心が晴れることはなかったが、嫌いではない。人に不用意に近づきすぎないことと、誰かの意見に反する意見をできるだけに口にしないことを人生のテーマに決め大学生活を始めたことを決めた田端楓。授業中に突然質問をしていいかと挙手をして、自分の意見を言い出す秋好寿乃。学食で一人食事をしていた楓は、寿乃から声をかけられる。お互いひとりぼっちであった...

高校事変Ⅶ 松岡圭祐

高校事変Ⅶ 松岡圭祐おすすめ:☆☆☆本シリーズ1巻目よりも少し前。優莉結衣は、在籍する泉が丘高校の応援に参加するため、高校野球春の選抜に沸く甲子園にいた。不審な動きを見せる教師と警官を装う6人の男たち。もともと、母校の応援に何の興味もない結衣は、怪しげな行動をする6人を追いかける。その渦中、2人の人間を殺すこととなったが新聞に取り上げられることもなく、追及が結衣に及ぶこともなかった。沖縄への修学旅行を終え...

高校事変Ⅵ 松岡圭祐

女子高生の優莉結衣が武器を手にして、悪党たちを一掃するアクション小説の第6弾。今回の舞台は、修学旅行でやってきた沖縄。その沖縄で結衣は、地元の暴力団である「権晟会(ごんじょうかい)」と、権晟会に武器の横流しをしているアメリカ軍の武器の移送、メンテナンスを請け負っている民間軍事会社ラングフォードの壊滅に乗り出す。松岡圭祐の作品は、相変わらず期待通り。今回も作品内で、カルロスゴーンの密出国について触れ...

『血』 新藤冬樹

おすすめ☆☆おもしろさ☆☆☆面白い作品だった。でも、内容的には、好き嫌いが分かれるでしょう。ジャンルはサイコホラーで、あまり万人受けはしいと思う。沙耶は、自分の血を嫌う女子高生。そんな彼女の両親は、強盗に襲われ殺害される。身寄りの無くなった沙耶は、祖父母に、叔父に、叔母にと引き取られる。その、先々で沙耶は親族を殺害していく。親族を殺しつくした沙耶の最後は・・・...

『高校事変Ⅴ』 松岡圭祐

おすすめ ☆☆☆まだ、手にしたことがない方は、すぐに手に取って読んでみてください。本シリーズは、女子高生が武器を手にして、悪党たちを一掃するアクション小説です。4作目では、おすすめを☆2としましたが、本5作目にて☆3に戻しました。やっぱり面白い。今回は、主人公の結衣のアクションだけにとどまらず、1作でに登場した澪も活躍します。シリーズものなので、1作目から読むのが必須です。冒頭、優莉結衣の父親優莉匡太が実行...

『高校事変Ⅳ』 松岡圭祐

おすすめ ☆☆本作品を手短に紹介するならば、女子高生の優莉結衣が武器を手にして、悪党たちを一掃するアクション小説の4作目。1作目から3作目まで、ありえないほどのドンパチが繰り広げられた。それ等と比較すると、殺された人は多かったのかもしれないが、アクションに関しては少々控えめになったのではないだろうか。また、ストーリー展開もマンネリ感が否めない。結衣の弟、優莉健斗が乗った中学校のスキー旅行バスが雪山での...